[電池] 充電池(エネループ,エボルタ)・アルカリ電池の選び方 種類・違いの比較とおすすめ

 

By: yoko

単三・単四の電池を買う場合、「普通の乾電池」と「エネループなどの充電池」のどちらを買った方が良いのか・得なのかについて。値段や使用回数の比較などからまとめています。

目次がごちゃごちゃしているので目次を簡潔に整理しています。
【目次】
1~4.電池の性能について (エネループ,エボルタ)
5~7.充電器について (充電時間,互換性,電気代)
8.  値段比較 (単三,単四)
9.  乾電池と充電池 どちらが得か
10.用途別 おすすめの電池

アルカリ乾電池、充電池(ニッケル水素電池、リチウムイオン電池) 比較

  長所 短所
アルカリ乾電池 低価格
容量が大きい
自己放電が少ない
使い捨て
低電圧レベル(1.5V)
ニッケル水素充電池 充電式
容量が十分
低電圧レベル (1.2V)
リチウムイオン電池 充電式
エネルギー密度が高い (同じ体積、重さで2~3倍のエネルギー密度)
高電圧レベル(3.7 V)(同じ電圧を得るのに3分の1の電池の本数ですむ)
自己放電が少ない
価格が高い
損傷すると危険

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乾電池の自然放電率(自己放電率) 1ヵ月・1年間に減る割合

自然放電(自己放電)とは、電池の容量が、使用していないにも関わらず、時間の経過とともに減っていく現象のこと。

[乾電池]
・アルカリ乾電池 1年間(12ヶ月)に2%~5%

[充電池]
・リチウムイオン電池 1ヶ月に5%、1~10%。
・ニッケル水素電池 1ヶ月に10~30%

・エネループ(ニッケル水素電池) 1年(12ヶ月)に10%

以下、参考出典

乾電池は、常温で、1年間に約3%~5%自然放電します。
出典 SONY
http://www.sony.jp/battery/qanda/#A1

室温におけるニッケル水素充電池の自己 放電率は1日あたり 約1~2%で、1年 あたりの自己放電率 が2%のアルカリ乾電池と比べると、高いと言えます。
www.ni.com/white-paper/7859/ja/pdf

リチウムイオン電池(充電池)の一月あたりの自己放電率は5%程度で、ニカド電池やニッケル水素電池の自己放電率と比較した際1/5以下に押さえられます。

出典 株式会社エジソンパワー
http://www.edisonpower.co.jp/lithium/

一ヶ月あたりの自己放電率は、
ニッケル水素電池は10~30%
リチウムイオン二次電池は1~10%

出典 蓄電池バンク
http://batterybank.jp/glossary/sa/s_discharge.php

エネループの特徴と残存率

shizenhoudenkaden.watch.impress.co.jp/img/kdw/docs/499/566/html/ppt003.jpg.html ※上の画像は2011年時点の情報。

充電池の欠点である自然放電(自己放電)を克服したのがエネループです。自然放電を極力抑え1年間放置しても約90%の残存率があります。

自然放電(自己放電)

エネループ  1年(12ヶ月)に10%
普通のニッケル水素電池 1ヶ月に10~30%

エネループ 電池の残存率 ※公式発表

1年後 90%
3年後 80%
5年後 70%

10年後 70% ※スタンダードモデル(通常モデル)のみ

公式サイト 2017年1月時点の情報(http://panasonic.jp/battery/charge/eneloop) 10年後でも残容量約70%保持を実現。(スタンダードモデルのみ)製造後の電池を20℃で保管時の残容量。

■エネループ1年後の容量残存率
エネループ プロ(大容量モデル)
単3 約85% 単4 約85%
エネループ(通常モデル)
単3 約90% 単4 約90%
エネループ ライト(低容量モデル)
単3 約85% 単4 約85%

■充電式エボルタ 1年後の容量残存率
充電式エボルタ(大容量モデル)
単3 約65% 単4 約65%
充電式エボルタ(通常モデル)
単3 約80% 単4 約80%
充電式エボルタe(低容量モデル)
単3 約85% 単4 約85%

出典 パナソニック公式サイト プレスリリース 2013年2月28日
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2013/02/jn130228-2/jn130228-2.html

エネループとエボルタの比較 [容量、使用回数、使用時間]

eneloop(エネループ)」と「EVOLTA(エボルタ)」は、パナソニックの電池のブランド名。
エネループは、元は三洋電機の商品で、2009年にパナソニックの子会社となったために、現在はパナソニックブランドに変わっています。

2012年時点での国内市場占有率(シェア)は
エネループ:60%超
エボルタ:約35%

出典 日経トレンディ

2013年にエネループのデザインが変更され、現在は下のものに変わっています。

eneloop panasonic

容量比較(単3電池の例)

eneloop

エネループlite(低容量モデル、水色) 950mAh
エネループ(通常モデル、白) 1900mAh
エネループpro(大容量モデル、黒) 2450mAh

evolta

エボルタe(低容量モデル、白+オレンジ) 1000mAh
エボルタ(通常モデル、白+緑) 1950mAh
エボルタ(大容量モデル、白+黒) 2500mAh

繰り返し使用できる回数(単3・単4電池)

kaisu

ポイント
・容量が小さい電池は繰り返し使用できる回数が多い。
・容量が大きい電池は繰り返し使用できる回数が少ない。

エネループlite(低容量モデル、水色) 5000回
エネループ(通常モデル、白) 2100回
エネループpro(大容量モデル、黒) 500回

エボルタe(低容量モデル、白+オレンジ) 単4:3000回、単3:4000回
エボルタ(通常モデル、白+緑) 1800回
エボルタ(大容量モデル、白+黒) 300回

1回の充電で長い時間使えるのは?(単3・単4電池)

yoryo jikan

①低容量モデル ②通常モデル ③大容量モデルの放電性能比較(単3形、500mA、周囲温度25℃での連続放電時)
出典 公式サイトhttp://panasonic.jp/battery/charge/

ポイント
・容量が大きい電池は、1回の使用時間が長い。

エボルタ > エネループ
エボルタ(大容量モデル) > エボルタ(通常モデル)
エネループ(大容量モデル) > エネループ(通常モデル)

充電器 エネループとエボルタの互換性

1つの充電器でエネループとエボルタを充電したい場合は、両方に対応しているモデルかどうかを確認してください。古い型の充電器は、エネループとエボルタの両方の充電に対応していないので注意が必要です。

  充電器の型番
エネループ・エボルタ兼用 BQ-CC11、BQ-CC21~25、
BQ-CC(52・53・55・57)
エネループ専用(一例) NC-TGL01、NC-TGN01、NC-TGU01
NC-TGR01~03、NC-TG1
NC-M47、NC-M58、NC-MR58
NC-MDU01、NC-MDR02
エボルタ専用(一例)

 BQ-CC(02・05・08・10・12・15・20・321・324・390・391・396・560)

※上はBQ-CC02、BQ-CC05…という意味です。

パナソニック公式 充電池・充電器の対応一覧表

急速充電器の充電時間

  • 「急速充電器」は、「通常の充電器」の半分の時間で充電が終わります。

エネループ(通常モデル)単三充電地での比較

[通常の充電器]
1~2本:約4時間
3~4本:約8時間

[急速充電器]
1~2本:約2時間
3~4本:約4時間

  • エネループpro(大容量モデル)では、通常モデルの充電時間の1.25倍、25%充電時間が長くなります。
  • エネループlite(低容量モデル)では、通常モデルの充電時間の0.5倍、半分の時間で充電が終わります。

急速充電器 単三充電地の例
通常モデル1~2本:約2時間
大容量モデル1~2本:約2時間30分
低容量モデル1~2本:約1時間

下は私物の充電器BQ-CC55。色の違いで電池の残量がわかります。

BQ-CC55

エネループの1回の充電でかかる電気代

電池一本あたり 0.1~0.2円

BQCC11で充電した場合、1本あたり0.13円 ※4本充電時 0.528円÷4で計算

値段比較 単三・単四(1本当たり)

電池の値段は、2015年10月時点でのamazonの値段。比較的売れている商品で比較しています。

単三 充電池

185~235円、273円

エネループ(大容量モデル) 8本 2182円 1本 273円
エネループ 8本 1880円 1本235円
EVOLTA(通常モデル) 8本 1873円 234円
Amazonベーシック 8本 1580円 1本198円
エネループlite 2本 380円 1本190円
エネロング 8本 1480円 1本185円

単三 アルカリ乾電池

35円~37円

(EVOLTAアルカリ乾電池 20本 1254円 1本62円)
富士通 10本 373円 1本37円
Amazonベーシック 20本 698円 1本35円
三菱 10本 366円 1本37円

単四 充電池

134~240円、284円

エネループ(大容量モデル) 4本 1136円 1本284円
EVOLTA(通常モデル) 8本 1918円 1本240円
エネループ 本8 1636円 1本205円
Amazonベーシック 8本 1380円 1本172円
エネループlite 2本 380円 1本190円
エネロング 8本 1071円 1本134円

単四 アルカリ乾電池

27~37円

(EVOLTAアルカリ乾電池 12本 1056 1本88円)
富士通 10本 373円 1本 37円
三菱 10本 336円 1本34円
Amazonベーシック 36本 980円 1本27円

アルカリ乾電池と充電池 どっちを買うのが得か

充電池(エネループ)を平均で10年使うとすると

単三電池の場合

充電池:185~235円
アルカリ乾電池:35~37円

  • アルカリ乾電池を10年の間に7回以上電池交換する電気製品の場合は、充電池の方が得。
  • 電池交換の回数が7回未満の場合は、アルカリ乾電池の方が得。

単四電池の場合

充電池:134~240円
アルカリ乾電池:27~37円

  • アルカリ乾電池を10年の間に9回以上電池交換する電気製品の場合は、充電池の方が得。
  • 電池交換の回数が9回未満の場合は、アルカリ乾電池の方が得。

用途別 おすすめの電池 まとめ

災害時の備え

防災対策

  • アルカリ乾電池
  • リチウム乾電池 ※注意:リチウムイオン電池(充電式)ではありません。
  • エネループ(通常モデル) 10年後でも70%の容量残存率(※通常モデルのみ)

※値段を考えるとアルカリ乾電池がおすすめです。
※リチウム乾電池の方がアルカリ乾電池よりもパワーがあり長持ちします。

1~2年以上電池交換の必要がない電気製品

rimokon

(例):リモコン、時計、ガス・石油機器の自動点火など、電力消費が小さいものに。

エネループliteとアルカリ乾電池の値段比較

単三エネループlite:1本190円
単三アルカリ乾電池:35円~37円
単四エネループlite:1本190円
単四アルカリ乾電池:27~37円

参考:単三エネループ 1本235円

※アルカリ乾電池は、だいたい1年半~2年くらいは電池がもつ電気製品に使うと良いと思います。アルカリ乾電池を1年に1回の頻度で交換するような電気製品には、エネループliteを使った方がお得です。ただし、エネループliteは容量が小さいので通常のエネループやアルカリ乾電池よりも電池が早く切れます。

1年以内に電池が切れる電気製品 → 充電池

①一般の電気製品

  • エネループ(通常モデル)

②短時間で、電池を消費する電気製品

camera

  • エネループ(大容量モデル)
  • エボルタ(大容量モデル)
  • エネループ(通常モデル)

(例)
・デジタルカメラ、ストロボ
・ラジコン
・携帯電話用の充電器
・ゲームのリモコン

※注意:大容量モデルは通常モデルと比べると、1回の充電でより長い時間使えますが、繰り返し使用できる回数が少なくなります。
エネループ(通常モデル、白) 2100回
エネループpro(大容量モデル、黒) 500回
エボルタ(大容量モデル、白+黒) 300回

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